２月３日は節分の日。きらきら星幼稚園でも節分の豆まきが行われました。

２歳児クラスのどんぐりさんのところにも鬼さんがやってくるみたい。

この豆まきのために、子どもたちは鬼のお面を作りました。

「これつけたら、おにさんが なかまと思うから こわくないんよ」

鬼のお面をつけて、仲間と思わせる作戦です。

もうひとつ子どもたちはトラがらの豆入れを作りました。

「みて！おにのパンツ」

こちらも鬼のパンツみたいなデザインです。

鬼のお面と、鬼のパンツの豆入れを身に着けて、

運動場で待ち構えるどんぐりさん。

すると、向こうのほうから何かがやってきました。

「おにがきたよ！」

鬼の登場に姿勢が固まる子どもたち。

物陰に隠れながら、近づいてくる2匹の鬼。なんだかちょっと照れ臭そうにも見えます。

しかし、だんだん近づいてくると、鬼のお面をつけた どんぐりさんも後ずさり。

たまらず鬼のパンツにいれた豆を、鬼めがけて投げる子もいます。

豆にあたっても近づいてくる鬼。ついに子どもたちの目の前に！

でも不思議なことに、なんだか優しい雰囲気の鬼さんたち。

鬼に触れられてもきょとんとする子も。

こちらでは鬼に捕まった子が！

大変！鬼に食べられるかも！

でも鬼に持ちあげられても、あれれうれしそうな子どもたちも。

怖い鬼さんのはずが、そのちょっと不思議な雰囲気に

子どもたちも鬼の顔をまじまじと 見つめています。

作った鬼のお面のおかげで、鬼さんがどんぐりさんのことを

かわいい鬼の子どもと勘違いしているのかも。

すすんで鬼に近づいて、だっこされる子どもたちも出てきました。

鬼さんが油断したところで、いよいよ節分の豆まきは本番です。

「おにはそとー！」

先生の掛け声で、子どもたちは豆を一斉に鬼に投げつけます。

「いたたた！」　たまらず鬼は降参です。

ここで鬼さんの中から現れたのは、スクールバスの運転手のおじさんたち。

いつも乗っているバスの運転手のおじさんたちの笑顔を見て

子どもたちの表情もいっそう緩んでいます。

ほんわか心あったまる どんぐりさんの節分の豆まきでした。