「光と影」をテーマにした、幻想的なアート活動を行いました
小さな星の保育園では、「光と影」をテーマにしたアート活動を行いました。光を通して見える色の変化や、影が映し出す不思議な世界を、子どもたちが全身で感じられるような環境をつくりました。
影の紙芝居からはじまる、ワクワクの世界
活動の導入では、イモムシがいろいろな野菜を食べる影の紙芝居を楽しみました。シルエットで映し出される野菜を見て、「にんじん!」「トマト!」と元気な声があがり、クイズのように想像しながら物語の世界に入り込んでいました。最後には、イモムシがカラフルで美しい蝶に変身し、子どもたちから思わず「わあ!」と歓声があがりました。
トレース台で楽しむ、光と色の発見あそび
体験コーナーでは、トレース台の上にカラーブロックや葉っぱ、色とりどりのセロハンなどを置いて遊びました。セロハンを重ねて光が混ざり合うと、全く違う色に見えることに気づいたり、葉っぱの葉脈が浮かび上がる様子をじっと見つめたりと、子どもたちは新しい視点での発見を楽しんでいました。
ステンドグラスのような光と影の世界へ
ステンドグラス風のモビールにライトを当て、壁いっぱいに色と影を投影すると、赤・青・緑・黄色などの色が重なり合い、幻想的な空間が広がりました。その中に子どもたち自身の影も映り込み、まるで光の中に入り込んだような、不思議で美しい瞬間が生まれました。カラーの透明板を目に当てて景色を覗くと、いつものお部屋がまったく違う世界に見え、子どもたちは夢中になって何度も試していました。
自分だけの「光の作品」をつくる時間
体験のあとは、ラミネート台紙の上にセロハンや透ける紙、クリスマスのオーナメント、ツリーをイメージした形の色紙などを自由に配置し、ひとりひとりが作品づくりを行いました。「ここにこの色を置こう」「もう少し増やしてみようかな」と試行錯誤しながら、子どもたちは自分なりのゴールを見つけていきます。
今回の「光と影」の活動を通して、光と影の美しさ、いつも見ている風景の中に新しい見方を発見する面白さ、そして自分の手で表現を生み出す喜びを感じてほしいと願っています。小さな星の保育園では、これからも子どもたちの「やってみたい」「不思議だな」を大切にした体験を大事にしていきます。
フォトレポート
カーテンを閉めて明かりを落とし、光と色、影をじっくり感じられる小さな星の保育園ならではのアトリエ空間が生まれました。
トレース台の上には、透明なカラーブロックや葉っぱ、形いろいろのシルエットが並び、光に透けた色と影の美しさが浮かび上がります。
自然物と透明ブロックを組み合わせることで、季節の素材がまるでステンドグラスの一部のように輝き、子どもたちの感性を刺激します。
影絵シアターに映し出されたトマトを、子どもたちは息をひそめて見つめながら「なんのやさいかな?」と想像をふくらませていました。
カラフルな羽を広げた蝶があらわれると、「ちょうちょになった!」と歓声があがり、物語の世界にぐっと引き込まれていました。
保育者と一緒に素材を並べながら、「ここに置いたらどうなるかな?」と対話しつつ、光と影の変化を楽しんでいます。
友だちと顔を寄せ合い、ひとつのトレース台を囲んで遊ぶことで、自然と「見せて」「いいね」といった関わりが生まれていました。
吊るされた色紙に光が当たると、壁いっぱいに色と影が揺れ、見上げる子どもたちの表情もキラキラと輝きます。
手を伸ばしてカラーブロックをそっと動かしながら、自分で色と影を変えてみる「試してみたい」という気持ちが育っています。









