

年長クラス運動会のマラソンの練習。子どもたちがゴールに帰ってきました。

ゴールすると先生から カードが配られます。

それは順位の書かれた順位カード。順位の区切りごとに色分けされています。

「きょう14ばんやったよ!」

「オレンジカードやった!」

マラソンの練習が終わると、担任の先生に順位カードを見せに行きます。

「やったね!がんばったね!」
子どもたちの頑張りをいっしょに喜んだり、

子どもたちのそばで励ましたり、
先生たちは 一人ひとりに声をかけていきます。

お部屋に戻って、先生たちが書いているのは「マラソンカード」
その日のマラソンでの子どもたちの頑張りに、
先生たちが一人一人に応援のメッセージを書いています。
先生のメッセージのとなりには、
おうちのひとからの応援メッセージが。
子どもたちが順位に関係なく、身近な人から
応援されていることを実感してほしいという思いから
先生とお家の人で このカードを書き続けています。

先生たちが願うのは、
順位カードやマラソンカードを通じて、
子どもたちが自分なりの目標をもってほしいということ。
先生が書くマラソンカードの一言が
子どもたちの一生けんめいを育てる 道しるべに なるかもしれない。
子どもたちの成長を信じて、今日も先生たちは
マラソンカードに子どもたちへのエールをつづっています。